成分分析:「DEMI フローディア シャンプー(スリークモイスト)」

コスメ

みなさんこんにちは、穂波です。

本日も、具体的にシャンプーの分析をしていきます!

あなたの頭皮に合ったシャンプーを見つけるお手伝いができたら、うれしいです!

本日分析するシャンプーは、「 DEMI フローディア シャンプー スリークモイスト」!

前回分析した、「ミレアム」と同じく、サロン専売品で有名な「DEMI」から出ているシャンプーです!

じつは、私の通っている美容院でも使われており、実際長らく使っていた製品でもあります笑

ですので、今回は実際に使っていたレビューもまじえながら、紹介していこうと思います!

商品概要

まず成分の前に、価格などの商品概要をチェックしたいと思います。
(基本的に情報は公式HP・Amazon・楽天から引用)

【容量】550ml

【価格】4950円(9円/ml)

【香り】華やかな3種のローズ、可憐なスズラン、魅惑的なマグノリアの香りを調和させ、花びらが少しずつひらく瞬間の煌めきを閉じ込めたフローラルブーケの香り

…すごい、ポエムみたい!笑 実際使っているところ、「お花系の香り」がするな〜という感じはありましたね!
甘すぎたり、むせかえるような感じではなく、結構さっぱりした感じもあります。個人的には気に入っていました。
ただ、やっぱり女性っぽい香りかな〜…とは思いましたかね…。まさに「シャンプーのいい匂いのする女子」って感じの匂いです笑

【うたい文句など】
ダメージでかたくなった髪を、やわらかくなめらかな艶髪へ

<こんな髪質の方へ>
普通毛~太毛、硬毛・やわらかさを求める方

※他の商品と価格を比較する際には、ぜひ1g/mlあたりの価格で比べてみてください。
今回はボトル入りの値段を記していますが、詰め替え用を買うなどすれば、やや費用は抑えられるかもしれません!

成分

では、実際に成分を確認していきましょう!

【全成分】
水、ココイルメチルタウリンNa、コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン、ラウレス-4カルボン酸Na、ラウロイルメチルアラニンNa、加水分解ケラチン(羊毛)、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン(羊毛)、ヒアルロン酸Na、加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)、リンゴ果実培養細胞エキス、タマリンドガム、加水分解卵殻膜、加水分解コラーゲン、ハチミツ、クララ根エキス、チャ葉エキス、グルコシルヘスペリジン、リンゴ酸、グリセリン、DPG、BG、ポリクオタニウム-10、レシチン、アルキル(C12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCl、コカミドMEA、ジステアリン酸PEG-150、セテアレス-60ミリスチルグリコール、デシルグルコシド、キサンタンガム、エタノール、塩化Na、ピロクトンオラミン、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、メチルパラベン、香料

かなり多いですね!いままで見てきたものの中では一番多めです。

一つ一つ書いていくとキリがなさそうなので(笑)、メインの洗浄成分や美容成分を中心に、かいつまんで成分を確認し、全体的な特徴を見ていこうと思います!

1「ココイルメチルタウリンNa」「ラウレス-4カルボン酸Na」「ラウロイルメチルアラニンNa」

…これらはすべて、陰イオン界面活性剤ですね。ざっくり、違いを見ていきましょう。

まず、「ココイルメチルタウリンN a」ですが、こちらは「タウリン系」の洗浄成分で、アミノ酸系の一種ではあるのですが、「セラブライト」などで用いられていたものと比べると、やや洗浄能力は高め、という感じです。

次に、「ラウレス-4カルボン酸Na」ですが、こちらは「エーテルカルボン酸系」の成分です。洗浄能力としては、「アミノ酸系」よりやや高め、「ココイルメチルタウリンN a」と、どっこいどっこい…くらいでしょうか。

ちなみにこちら、「ラウレス〜〜」から始まる名前ですが、巷でよく避けるべき成分として言われる「ラウレス硫酸N a」とは全く別物です!
むしろ、サロン専売品のシャンプーでは、非常に人気の成分なんですよ。

また、「ラウロイルメチルアラニンNa」は、「セラブライト」でも使われていましたが、「アミノ酸系」の洗浄成分です。

2「コカミドプロピルベタイン」「ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン」

…こちらは両性イオン界面活性剤ですね。
陰イオン界面活性剤の刺激を緩和してくれる目的で配合されることもあります。

また、シャンプーの泡立ちや粘度を調整してくれる働きも。
実際使っていたところ、泡立ちは非常に良く、かなり整髪料を使った日でも、泡立ちが悪いな〜と思ったことは一度もなかったです!

以上、1&2が、メインの洗浄成分ですね。
陰イオン界面活性剤も複数種類入っているので、今まで調べてきた中では、いちばん洗浄成分がありますね!

…といっても、「低刺激ながら、高めの洗浄成分を兼ね備えている」という感じで、かなりの敏感肌orアトピーでもない限り、大半の人には非常に使いやすい洗浄成分だと思います!

整髪料の使を使う方も、汗っかきさんもなども、これくらいの洗浄成分があれば、気にせずしっかり洗い落とせますし!
それでいて、市販のシャンプーと比べると低刺激性にも優れています!

3:「加水分解ケラチン(羊毛)」「ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン(羊毛)」「加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)」「加水分解卵殻膜」

:「加水分解ケラチン」は、髪への親和性が高い美容成分で、ツヤやまとまり、ハリ・コシを与える効果が期待できます。
「加水分解ケラチン(羊毛)」が入っているシャンプーはよくありますが、3種類も入っているのは、美容成分へのこだわりが感じられます。

また、「加水分解卵殻膜」も同じような効果が期待できます。

4:リンゴ果実培養細胞エキス、タマリンドガム、ハチミツ、クララ根エキス、チャ葉エキス、グルコシルヘスペリジン

:このへんはいわゆる動植物由来のエキスですね。

「タマリンドガム」はマメ科の種子から得られる成分ですし、「グルコシルヘスペリジン」は柑橘類の外果皮由来の成分です。

…めちゃくちゃざっくりくくってしまいましたが、どれも基本的に保湿効果をねらって配合されていそうです(公式HPでもそのように推されていました)。

5:「ヒアルロン酸Na」「加水分解コラーゲン」

:化粧水などでもおなじみの、水分保持が得意な美容成分ですね。
保湿効果が期待できます。

以上4・5が、その他気になった成分、という感じでしょうか。

かなり美容成分がてんこ盛りですね!
もちろん、これはうれしいことでもあります。

が、とくにたっぷりの植物エキスや、香料が入っていることは、賛否が分かれるところでもあるでしょう。

洗浄成分のところでも述べましたが、かなりの敏感肌orアトピーさんからすると、ややトゥーマッチかもしれません。

逆に、いま市販のシャンプーを使っていて、シャンプーをアップデートしてみようかな…という方には、かなりよいのではないでしょうか?

総合評価

・タイプ:B「カルボン酸系・タウリン系」

・安さ…★☆☆

・洗浄力…★★★

・低刺激性…★★☆

・保湿力…★★☆

こんな人におすすめ!

・整髪料使いがち

・それなりの洗浄成分はほしい!

・サロン専売品を使いたい

・美容成分たっぷりがいい

・とくに保湿効果重視!

・「植物エキス」に魅力を感じる

いかがだったでしょうか?

前回の記事で、今使ってらっしゃるシャンプーのタイプも調べてみて、相性を考えてみてください!

みなさんが、かわいくかしこくいられますように♡

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